日本の製紙工場廃水に適用した例をご紹介します。
製紙工場の廃水処理は,規模が大きいため安定維持には多大な労力とコストがかかります。
微生物製剤等の何らかの製剤を使われている工場も多いようです。
「源帰」のクリーニング効果(槽・管内の付着物を剥離して死領域を解消 → 糸状性細菌の巣になり,好気性処理を阻害する嫌気性領域を除去)により,安定した生物処理を維持します。
低濃度で効果を発揮しますのでコストパフォーマンスが良好です。
日量 10,000 m3/日以上の製紙工場廃水用に,更にコストパフォーマンスが良い製紙工場様仕様の「源帰」をご提供しております。詳しくはお問い合せください。
●排水の種類
製紙工場廃水
●規模
日量 約14,000 m3/日
●処理フロー
調整槽 → 加圧浮上 → 活性汚泥槽 → 沈殿槽
●問題点
・処理水のCOD 値が排出規制値ギリギリ
・大量に使用する微生物製剤コストが高い
●「源帰」適用前までの対応
・微生物製剤の培養・投入
■「源帰」適用後の変化
微生物製剤の使用量を半分に減量。
液体製剤「源帰L」(製紙用特別仕様)を,濃度0.1~0.2 mg/L になるように,調整槽に投入。
微生物製剤を減量しても生物処理を安定維持。
処理水のCOD 値を低目に安定維持できるようになった。
現在(使用開始後7年経過)微生物製剤との併用は継続しているが,微生物製剤の使用量は当初の約1/5に減量。